ちょっといいことTIP

現在、午前0時。明日から朝ご飯担当なので、早めに寝なきゃいけないんですが、いいことを思いついたので、ササッと書こうと思います。

 

<人生相談シミュレーション>

せっかく言葉で表現できるのだから、色んな人に対して、人生が良く(良いの定義は人それぞれだと思いますが)なるように、良い情報が提供できたらいいなぁと思っています。

 

そこで、架空の誰かを相手に、私が相談に乗っているというシミュレーションをしてみました。

 

すると、大体、要点は以下の2点だとわかりました。

 

①自分の本当の望みを知る

②勝ちパターンを得る

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①自分の本当の望みを知る

人生に悩んでいる人というのは、99%、これができていないケースに当てはまると思います。

 

つまり、端的に言うと、「自分のことがわかっていないから、望んでいないことのために行動してしまっている」という現象です。

 

アメリカのドラマとか見ると、「カウンセリング」を受けている登場人物って、けっこういますよね。

 

私がクリアしていないけどけっこうやった大ヒットゲーム「Grand Theft Auto」でも、主人公のひとりが、心理カウンセリングを受けていました。

 

あれって何をしているかというと、慰めてあげているわけではなく、カウンセラーが鏡となって、お客が自分の実像を把握できるようにしているんです。

 

私のように「内観」をしこたまやる人もたまにいますが、それができない人もいます。

 

なぜできないかというと、「内観」を徹底するということは、「醜くて愚かな自分」を認める必要があって、単純に言うと「負荷が高い」からです。

 

「自分は醜くて愚かな人間だ」と認めたくない、それは苦しい、だから見ないようにしたり、違う風に解釈したりする。悪いのは自分じゃくて他だ、とか。

 

これは、「棒高跳びが上手くできない」のと似たような精神物理の壁となって立ちはだかります。運動能力と比べて高すぎる位置の棒は飛べない、当たり前のことです。

 

そういう人が、手詰まりにならないように、心理カウンセラーは存在しています。

 

カウンセラーは対話を通じて、「本当のあなた」を見つけるための誘導をしてくれます。

 

それが上手くいくと、「醜くて愚かな自分」は、実は、これもまた幻影にすぎなかった、自分ってそんなにダメじゃ無かったんだ、という理解に繋がります。

 

これはつまり、問題があったのは「自分自身ではなく」「ジャッジする審美眼の方だった」という気づきです。

 

ただ、「わたしが汚いと思っているのだから、それは絶対的に汚いのよ!」というこだわりを守りたい、愛している、となるケースもあるので、簡単ではありません。

 

これは一種のトラウマですね。

 

あくまで、「カウンセリングが上手くいったら、審美の精度が上がる結果になるよ」というだけのことです。

 

日本では、あまり心理カウンセリングを受ける文化がなく、「それって心の病気の人が受けるもんじゃないの」みたいに思っている人もいるかもしれませんが

 

審美眼がちょっとクセがあることは、別に病気ではなく、ただ単に「生きにくくなる」ということなので、日本でもカウンセラーの人が活躍したらいいなぁと思っています。

 

つまり、私は「内観」or「心理カウンセリングで自分の本当の姿を知る」ことをおすすめします。

 

②勝ちパターンを得る

成功体験、というのは、ある程度再現性があり、重要です。

 

今まで一度も上手くいったことが無い、というのは、迷子になりやすいです。

 

「何をどうしたらいいのかわからない」

 

成功した経験がないのであれば、普通はそう思います。

 

ここで、私の勝ちパターンを書くので、参考になれば幸いです。

 

<私の勝ちパターン>

「勝つ」の定義とは、「飛行機を飛ばし続けること」です。

 

この喩えの「飛行機」は「わたし」のことで、「高度」は「幸福度」です。

 

「墜落」は、「絶望」あるいは「死」です。

 

簡単に言うと、「墜落せずに、安定飛行しようね(そうすれば飛び続けられる)」という趣旨です。

 

比喩を無くすと、「絶望せずに、必要な分の幸せを感じ続けようね」です。

 

私は、少年時代にある絶望をしていました。

 

その内容は、ここではどうでもいいことです。要点は、「飛行機が墜落しかかっている、エンジン出力が低下し、高度がドンドン落ちている」ということです。

 

私は「もうだめかも・・・墜ちて死ぬ」とまで思いました。

 

そっから、「いや、飛び続けてみせる」と決心し、エンジン出力を限界まで上げました。

 

飛行機はガタガタ、ガタガタ、唸りを上げて揺れています。けっこう辛いです。

 

「出力全開!おらぁー!」

 

それで、急上昇です。「好奇心」を満たすことにより、落下速度を上回る、揚力を得ました。

 

で、ある程度、航行に安全な高さまできたら、もう身体も心もヘトヘトです。

 

そこで安心してから「めちゃくちゃ怠けます」。

 

これはどういう作用かというと、「滑空」するのです。

 

①飛行機落ちそうだ

②死ぬ気で高度急上昇

③脱力して滑空 ←NOW!

 

これが私の勝ちパターンです。

 

このパターンで、最も重要な考え方は、

 

「飛行機の安定飛行とは」「滑空の割合を増やすことと等しい」という考えです。

 

モモンガのように、あるいは鷹のように、飛ぶ姿を見ればわかりますが、

 

ハチドリのように羽は動かしてませんね。

 

「ほぼ滑空」なんです。

 

ずうっとがんばって、エンジンふかすことは、めっちゃ疲れるのに、報われない「無駄が多すぎる」のです。

 

世の中の、特に昭和スタイルの人は「高度(幸福感)を上げれば上げるほど良い」「エンジンどんどんふかして、高度を上げろ!」

 

例えば「株主の利益を最大化しろ!」とかいう発想ですね。

 

飛行機を、高度数万キロメートルまで、上昇させて、「あなた、どこまで飛んでいくつもりなの?」と私は思います。

 

実際のJALとかANAとかの旅客機が、急上昇なんてしますか?

 

しませんね。なぜか。

 

JALとかANAは「目的地まで、飛び続ける」ことが目的だからです。「高度は高ければ高いほど良い」なんて考えは、みじんもありません。

 

こういう、物理で、考えてみると、自分の動きを客観的に把握するのに助かります。

 

最初に戻ると、「勝つ」の定義とは、「飛行機を飛ばし続けること」です。

 

飛行機を飛ばし続けるために、もっとも効率のいい飛び方はどんな飛び方か?

 

それは

 

「エンジンの出力は必要最低限で、滑空を多用して、適度な高度を維持すること」です。

 

もちろん、エンジンの馬力が高かった方が、リスクは減ります。

 

いざ、嵐にあって、飛行機が墜落しそうになったときは、やはり、エンジン出力最大にして、高度を上げる必要があるからです。

 

押さえておくべきポイントは

 

「性能の良いエンジン」は必要だけど、「そのエンジンをふかしまくること自体は常に必須というわけでは無い」ということです。むしろ、常時であるならば「ふかすべきではない、滑空すべき」です。

 

このような「↘↗→」の軌跡。

 

いったん落ちそうになったら、急上昇して、その後は滑空する(得た高度の貯金を食い潰していく)というのが、私の勝ちパターンです。

 

もちろん、ずうっと天候が良好で、

 

「同じ安全高度をずうっと維持できたら」嬉しいですよね。

 

しかし、嵐というものは、予期せず、訪れるものです。ずっと飛び続ける条件下であるならば、「嵐は必ず訪れます」。

 

だからこそ、いざというときはいつでも戦える状態にしておく、爪を研いでおくことは、特に男性にとっては重要なことです。

 

女性は、男性を頼って守ってもらいましょう。

 

この勝ちパターンはひとつの模範解答でありますが、「全員、この勝ちパターン身につけろ」とは言いませんが

 

「飛行機を飛ばし続けるゲーム」において、あなたなりの勝ちパターンをデザインしてみると、いいかもしれません。

 

これは良い情報でしょう。「知ってたよ」という人もいるかもしれませんが、知らなかった人もいると思うので書きました。

 

これ知らなかったら、けっこう危険かもしれません。