今日は8時にすんなり寝付けなかったので、日記を書いています。
NHKのテレビでは宇多田ヒカルさんが歌っています。
今回は産業について書きます。
調べてみると、
・第一次産業(自然界に働きかけて作物を作ったり採取する)
→農業、林業、魚業
・第二次産業(自然から取ったものを加工する)
→工業、建設業
・第三次産業(第一次、第二次に当てはまらない産業すべて)
のようです。
これら産業の概念は、まず商品やサービスの創造ありきで、それを売っていくという流れだと思います。
需要のあるヒット商品を生んでいくというマインド。
私は、この考え方の上流・下流を逆転した方がいいのではないかと思います。
つまり、まず先んじて、顧客と結びつく「売り場」があり、そこに需要が発生するという考え方。
顧客は商品、サービスを直接的に求めるのではなく、まず売り場を求めて集まってくる。
その場において、発生した需要にマッチした商品を作り、販路上に流せば、商取引が発生し、経済が回ります。
売り場作りが最も重要であり、それと、販路がきっちり整備されれば、多少魅力のない商品でも売れるはずです。
もちろん、魅力ある商品作りは大事なことで、それに努力することはとても良いことだと思います。
ただ、経済を回す、お金の流れを作り出すという観点で言うと、先ほど述べたように最も重要なのは「顧客が集まる売り場作り」であり、「魅力的な商品作り」は2の次になると思います。
思いますってゆっても、商売と経済をよく知ってる人からすれば、私の言ってることはトンチンカンかもしれませんが、私はよく知らないなりに、考えた末にこのような結論を得ました。
Amazonがここまで巨大になったのも、「魅力的な商品」がたくさんラインナップされているという理由ではなく、「良い売り場を作ったから」ではないでしょうか。
例えば新しく農業を始めようと思ったら、道の駅の販売場とか、スーパーとか、既存のできあがっている売り場の棚に、「自分の農作物を置かせてもらう」。
これができれば、多少、野菜の形が悪くても、おそらくいくらかは売れるでしょう。その先に、商品を魅力的にしていけばいいと思います。
逆に、形の良い美味しそうな野菜を作っても、自分の農園の前で机を並べて売った場合、人通りが悪い場所であれば売れないはずです。
今後、東京首都圏以外の地方は、過疎が進み、ある程度のまとまりのある小都市「スマートシティ」を作る動きが起こると思います。
その際に、人が集まる「良い売り場」を作ることができれば、そのスマートシティの経済も活性化されやすくなると思います。
うーん、やってみたい。