飲み物の美学

私が最もよく飲むものは、水です。

 

主に水道水をガブガブ飲んでいます。寝る前は、身体を清める意味でサントリー南アルプス天然水を飲みます。

 

最近は、「果糖ぶどう糖液糖」がしこたま入っている不健康飲料、午後の紅茶(ミルクティー)をミルクで50%に割って、それを飲みながらゲームなどをしています。

 

これも美味い、脳に糖分が行き渡る感動、これを1日2杯飲む代わりにお菓子は控えるようになりました。

 

あと紙パック入りのブラックコーヒーも30%くらいにミルクで割って、カフェオレを朝ご飯を食べた後に必ず1日1杯飲んでいます。飲むと目が覚めてエンジンがかかります。

 

これらの美味しい飲み物、も嗜好品として素晴らしいですが、なんといっても水が最も美味い飲み物だと思っています。

 

私は戦場に出たことはないですが、灼熱の焦土から命からがら生還して、コップ一杯の「お冷」を飲む場面を想像すると、これに優る感動はないと確信しています。

 

南アルプス天然水はもちろん美味しいですが、水道水もなかなかいけます。飲んでいるものが水であることに感謝の気持ちでいっぱいになります。

 

日本国はなすがままにされがちな、防御力に問題がある形を取っているので「あらら、あーあ」と思うことが多いですが、こんなうまい水を9割超の国民が飲めるように水道設備を整備している点から、この国はすごいな、力があるなぁと尊敬の念を抱きます。

 

きれいな水が飲めるというのは、それ自体とても価値のある喜びです。

 

飲み物と言えば、酒、ビールなどもありますが、私は飲むと顔が赤くなって、気持ちよく酔う前に眠くなってしまうので、酒を飲んで楽しいと思った経験があまりありません。

 

あと、紙パックの豆乳ココア味も飲んでますね。豆乳はバナナとか、いろんな味があるのですが、ココア味が最高級に美味いし、健康になった気分になります。

 

ごくたまにですが、フランスのオレンジ炭酸飲料、オランジーナも飲みます。日本の「なっちゃん」なども美味しいのですが、ちょっと甘ったるい感じなので、ほどよく酸味が効いたオランジーナが好きです。良い気分転換になります。

 

私はなぜ飲み物が好きなんだろう、と思ったら、食べ物の好き嫌いの要素の一番大きいものとして、「食感」があるからだと気づきました。

 

で、食感が良い食べ物って、けっこう少ないんですよね。大体かたいし、それだけで減点してしまう厳しい口を持っています。

 

その点、飲み物は食感ゼロですから、その減点審査に引っかからない、ストレスがあまりない存在なんですね。私は飲み物が普通の人より好きだと思います。

 

「きれいな水道水が飲める国に生まれてよかった、なんてすばらしいんだ」と毎日感動しています。日本イイネ!