VRは私は使った経験はないのですが、臨場感あるCG空間を感じることができるようです。
これは、学習支援機器として大きな可能性を秘めていると思います。
例えば、VRの仮想空間で、日本人が、英語を使う擬人AIソフトと会話する、といった形です。リアルの外国人英会話講師と話しても別に良いのですが、VR&擬人AIソフトならば、その講師の頭数を簡単に増やせますし、スケジューリングもユーザーの都合に100%合わせていけるという利点があると思います。
・日常会話モード(趣味の話や、人間関係の話など)
・ビジネス会話モード(経済関連の話や、プレゼンテーションでのやり取りなど)
のように場面ごとに区別してAIの発言を偏らせたりして、その人が必要としている英会話能力をピンポイントで向上させてみるといいかもしれません。
これは英会話なので、VRの穏便な活用方法のひとつの例ですが、もっと過激な活用方法でいうと、
悪意に染まって破壊活動をする人に対して、VRの仮想空間で、愛情を持った擬母親AIソフトと会話する、というのがひとつのアイディアとしてあります。
今は、精巧な人物CGが作れるようなので、当人の実際の母親の写真を用いて、精巧な偽母親像を作ることもできるでしょう。
それを見て、「俺の母親じゃない!偽物だ!」と怒る人も何割かいるでしょうが、怒らないで、会話をすることに抵抗を覚えない人もいるでしょう。
そこでの狙いというのは、2つあって、ひとつめは、「母親の愛を知らなかった人に愛を知ってもらうこと」ふたつめは、偽母親AIに心を開いた状態で会話をすることで、「自分の本当の気持ちを発見すること」
これで、一度道を外して破滅に進んでいる人を、道を外す前の原点に戻す、ということが可能になるかもしれません。
VR偽母親AIも、おそらく万能ではないですが、試してみる価値はありそうだな、と思っています。
あと、他の人の幼少期の家庭環境を体験する、とかも、個人的にはやってみたいな、と思っています。
私のように、人間の思考パターンを全て網羅したいと思っている人、以外の人にとっても、それは視野が広がる良い経験になるんじゃないかな、と思います。