シリアに限らず、最近の戦争の形として
政府軍 対 反政府軍 対 テロ組織
のように、それぞれが敵対している三つ巴のような形をよく見る気がします。
「敵の敵は味方」とゆうように、普通は三つ巴構造は壊れる、というか、三つ巴の形においてWINNERになることを目指すのなら、必然的に1/3→1/2に移り変わる過程を必ず通ることになります。
この原理は、世界大戦のように多数の国を真っ二つに分けて大きな対立構造を生みます。日本国内でも関ケ原の戦いとかありましたね。
シリアの場合だと、「政府軍」と「反政府軍」は、とりあえず共闘してテロ組織を先に潰して、その後に政権奪取対決フェーズに入る、という流れが普通の人間の発想だと思うのですが、実際の所どうなってるんでしょうか。私は知らないので気になります。
もし、1/3→1/2に移行していないのならば、可能性として、「戦争状態が心地いい」と思ってる人が多数派である場合があります。
「敵を設定して、攻撃し続けるのが楽しい」逆に、そうじゃなかったら不安、とかいう発想。
こういう発想は多分ありうると思うのですが、私は銃で撃ちまくってもあんまり楽しくないので共感できません。
シリアのすべての戦闘員に「戦争ってそんなに楽しいですか?」とインタビューしてみたいです。