リハックのYOUTUBEで、石丸さんと暇空さんという方の対談を見てみました。
見てて、面白かったですね。
石丸さんのことはちょいちょいショートYOUTUBEのおすすめに出てきた動画を見たことがあるんですが、
地方議会の議員さん相手に、ロジカルに論破したり、説教したり、若手の期待の東京都知事候補ですね。
暇空さんは、ツイッターで名前を見たことはあるんですが、動画を見てみると、「元ゲームクリエイターで、今は有名人や団体のウソを暴く活動をしている」らしいです。
なんか、「独自のオタクコミュニティのリーダー」みたいな人らしいです。
動画を見てみると、暇空さんが、石丸さんの過去の発言に整合性が無い、とか、漫画の知識を問うてみたり、
一般的には、「重箱の隅をつつく嫌がらせ・政治と関係ない漫画の確認ばっかり」で、コメント欄では放送事故のように扱われていました。
これ、客観的に見てると、非常に面白くて、
石丸さんと暇空さんが同じ41歳で、私も42歳で、親近感があるのもあるんですけど、
この世代(ぎりぎり氷河期世代)って、やっぱりちょっと色んな意味でやばい人多いんですよ。ちょっと壊れてるところがある。
だから、暇空さんの翻訳も私はできるんですけど、
彼からすれば、もっとも重要なのは「自分(と仲間達)の主観に基づいて」「世間から注目されていて評価もされている石丸さんを、どう受け入れれば良いか?」
「この人を、自分は好感を抱いて味方としていいのかどうか?」
それを確かめたいんだと思いますよ。(これは私の推測ですが)
で、前提として、暇空さんは基本的に「石丸さんを疑っている(オタク層有権者に迎合しているだけじゃないのか?)」
その確認のために、YOUTUBEで対談しているようです。
と書いているところで、暇空さんがその通りのことを言っていますね。(今、動画の音声を聞きながらこの日記を書いています)
「オタクじゃないのに、オタクであることを偽って媚びようとしている嘘つきが大嫌いだ」ってゆってます。
つまり、彼は「オタク界の一界隈を束ねるリーダーとして」「政治をしている」んです。
石丸さんという存在が、自分たちのグループに、利するのか?それともウソを付かれて裏切られるのか?
それが主旨だということです。
でも、一般的な動画視聴者は、
政治家としての石丸さんがもしも嘘をついているのならば、暇空さんがそれを明らかにして、公の利益において意義のある仕事をしてほしい、という期待をしているから、
「もう見てられない、しょうもない」みたいなブーイングが飛んでいるという。
暇空さんにとっては、
例えばコラボ?(よく知らないんですが)とかの団体を追求しているのも、社会正義を背負ってやっているように、そういう役割を『演じている』面もあったのだと思いますが、
そもそも本心的には、「自分と仲間のオタクグループを守りたい、楽しく生きたい」っていうのがメインテーマなんだと思います。
それならそれで、私は良いと思いますね。(社会正義という風呂敷を広げなければいけない理由はないので)
暇空さん、なんか「笑い声が気持ち悪い」とか「表舞台にだしちゃいけない人」とかゆわれてて、
まぁ私も表舞台に出られるような人間とは対極ですけど、
私が抱いた印象としては、「自分の気持ちに正直に沿っている、比較的純粋な人だな」と思いましたね。
私はそんなにオタクじゃないので、友達にはなれそうにないですが。
この、「暇空さんの意図・テンション」と、「一般の世の中の感覚」のギャップがめちゃくちゃあるのが、面白いですね。
暇空さんは、表舞台で有名になりたいのなら、世間に向けて「自分はどういう人間なのか」を、わかりやすく丁寧に自己紹介したら、
普通に平和に受け入れられると思いますね。
久々に面白い人を見つけて、楽しかったです。
おわり