麻雀の道

今日、ネット麻雀ゲームの天鳳で五段に昇段しました。やった~。

 

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<10月成績>

段位:五段(1000/2000P) R:1789

1位:7回

2位:12回

3位:5回

4位:2回

和了率:0.200

放銃率:0.106

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五段になったのは初めてです。継続すると、ちょっとずつでも上達するもんですね。

 

和了率が、ちょうど2割になって、放銃率もちょっと下がってきました。ネットで調べたら、(和了率ー放銃率)=0.1 だと、攻守のバランスが良いらしいです。私は今0.094なので、もうひとがんばりということです。

 

昇段したのは嬉しいのですが、まだレートが1789で、1800にちょっと届いていません。ひとつ上のクラスの卓「特上卓」で打つには、最低R1800必要なので、こちらもあと少し勝たないと達成できません。

 

R1800になったとしても、すぐ特上卓で打つと、強者にボコられて、またR1800未満に落ちるというシナリオが鮮やかに見えています。まぁそれもよし。叩かれても叩かれても諦めない「出る杭」になってやりましょう。

 

上級卓では、ほぼ勝ち越せるようになったのですが、四段の間に打ってて気づいたのが、「四段の運が優遇されてる」という事です。

 

序盤にミスって満貫8000点失っても、四段でいると、終盤までに必ずいい手が入り、4着回避がけっこう容易にできました。(天鳳ルールでは、4着になると段位ポイントが大きく減るので、昇段のためには4着回避が重要です)

 

三段の頃と比べて、私は麻雀の攻撃に関しては、ほとんど上達していないはずなのに、和了率が2割になったことからもわかるように、明らかに和了りやすくなっています。

 

つまり、天鳳システムにおいては、「四段は上級民なので」「勝ちやすいように運を補正している」ということが、体感によって明らかになりました。

 

これを知ると、五段になったのも、私の純粋な実力ではないので、喜べません。初めて五段になったから、ちょっとは嬉しいけど、「なんだかなぁ」と腑に落ちない感じもあります。

 

なぜ「四段を優遇する必要があるのか?」それは、天鳳には原理的に「強者をより勝ちやすく、弱者をより負けやすくする」という志向がある点もあるのですが、

 

上級卓(初段~五段)において、「三段以下で、かつ、よく甘い牌を打つ下手な人」を、叩き落すためのエージェントとして四段が位置づけられているような気がします。

 

私は三段時代に、ポカスカ高得点を和了る四段に大いに苦しめられました。その時は、「四段の人は強いなぁ」「まだそれだけ実力差があるのか・・・」と思っていました。

 

しかし、自分が四段になり、五段に上がって見たら、実際の所は「天鳳システムが高段位者に下駄を履かせていた」という事実がわかり、一言で言うと「つまんない興ざめなことするな~」という感想しか抱きません。

 

五段が五段である理由は、五段相当の実力があるから五段であるべきであって、三段よりも上手いのなら、システム的に運の有利不利を操作する必要なんてないですよね。

 

この辺が、天鳳センスねぇな~と思うんですが、ゲームシステムを設計した人は、よっぽど「立場が上ならば楽々勝てるイージーゲーム」に淫してるんだな、と想像します。

 

きっと何か嫌なトラウマ的経験があったんでしょう。普通に見ると、そういうイージーゲームに固執するというのは、歪んでますね。

 

私はがんばってR1800まで上げて、真の意味で特上卓ルーキーとして、「人工的な不利な運勢によって」ボコボコにされつつ、麻雀の技術を上達させていこうと思います。

 

パズル苦手人間でも、コツコツ続ければ麻雀上達できるよ、ということが実証できてよかったです。