競争~祭りの後~

最近、私の子供っぽさの由来がわかってきました。大人のみんなは、悪からの操作を受け入れて、優先度は「悪>善」なんですね。

 

私はそういう意味では子供っぽいけど、悪からの操作なんてノイズ程度にしか思ってないので、基本気にしないですね。

 

もし地球に身を置きつつ悪に迎合するなら、私は宇宙の存在意義を肯定しません。それはそれとしてひとつの選択肢としてあるのですが、その方向へはいつでもGOできるので、やりたいこと等をやりきってからの話だと思います。

 

逆の立場から見て、悪にとっての敵(善・生命体)が、存在しているのに、そいつらが自分に味方してくるというのは、なんか意味不明じゃないでしょうか。

 

足を踏みながら笑顔で握手を求めてくるみたいな、「あなたはどういう立場なの?」と悪・・・統一教会が言う所の「サタン」はあまり好印象は抱いていないと予想します。

 

それを踏まえた上で、競争について書きます。

 

あんまりグダグダ言ってもしょうもないので、結論から言うと、「競争に熱中しても、人間相手にしか勝てないよ」ということです。

 

人間に勝つ、例えば世界一になったらすごいことですが、「すごいね」止まりです。

 

競争に熱中した方が、「余計なこと考えて不安にならなくて済む」という需要があるから、例えば経済における個人や企業の競争が人気なのかなぁと思います。

 

ただ、今の世界経済を見るに、少数の勝者がゲームコントロールして、ひたすら自分が圧倒的に勝っている、というオーバーキル状態です。

 

他方で、プーチンみたいな「自称虐げられている人」が、破壊手段に魅入られて、戦争が起こり、ウクライナは国の再建も夢のようになってしまっている、ボロボロの状態に追い込まれています。

 

この現象を、経済競争の勝者の人は、どのように観ているでしょうか?

 

「あれ・・・おかしいぞ、自分は勝者で間違っていないはずなのに、世界の方がどんどん崩れていく・・・なんか不安があるな」

 

みたいな感じでしょうか。この時点で、自分を客観的に見れないのであれば、ちょっと頭のネジが飛んでるように私は思います。

 

どうするのが正解かというと、人間を強くするということですね。

 

世界の浮き沈みは、構成員の能力の総和で決まりますから、今時点で最適なアクションとは、教育の充実により、能力のボトムアップをすることです。

 

戦争やってるから子供の教育どころじゃないとか、ゆゆしき事態という認識が正しいです。

 

教育を十分に受けたトップレベルの人は、このオーバーキル祭り終わってるぞ状態においても、いそいそと競争ゲームに興じるということが起こるので、そういう人はほうっておきましょう。いつ気づくのか興味はありますが。

 

トップはいいから、ボトムアップです。これが最も効果があり、世界が秩序を持って存在し続けるための絶対的な必要条件です。

 

「愚民が賢くなったら、コントロールしにくくて困るじゃん」という発想のある人は、もっと結果出して自信を持ってください。「下からの追い上げなんてまったく脅威じゃないよ、オレの方が優れてるし」という自信を得る目的のために、何らかの素晴らしい結果を出すといいと思います。

 

教育で、人の質を上げよう、というのは誰でも考えられるし目新しいアイディアではないですが、「これ満たさなきゃ全滅だぞ」という認識があまり浸透してないようなので、当たり前のことが当たり前であることを今回書きました。

 

競争大好きな強者にこのメッセージが届くといいですね。「人間に勝って世界に負ける」のがもし嫌なら、ご一考ください。