イスラエルが工作員を使って、ハマスのトップの人をイラン国内のテヘランで殺害したのがきっかけで戦争が起こるかもしれなくなっているようです。
他のヤフーニュースでは、
バイデン大統領がネタニヤフ首相と電話会談したとき、ネタニヤフが「ハマスとの停戦を模索している」という、
明らかな言行不一致な、その場しのぎの軽い嘘をついて、
バイデンさんが「アメリカ大統領を舐めんな!」と電話口でちょいギレしたそうです。
イスラエルにとって唯一の大きな味方であるアメリカをも、適当な扱いをするのがネタニヤフです。
誰かと信頼関係を築いて、手を取り合って問題に取り組むという発想が、
無い、というよりも、それをすると「死活問題になる」くらいのタブーに思っているんでしょう。
ネタニヤフにとっては、非常に狭い「自分たち」以外は、
すべてノイズであり、そのノイズは強弱で区別され、
「弱いノイズはどうでもいい、適当に嘘でも言ってあしらっとけ」で、
「強いノイズ(ハマス等)は徹底的に攻撃して戦意をくじく」というやり方。
なんか、基本戦略が、「素朴」すぎるんですよね。
問題をシンプルに解こうとしすぎている。
まぁネタニヤフは極右らしいので、あまり期待ははなからできないのですが、
やり方が極端すぎて、大味になりすぎているんですよね。
それが彼にとっては「強さ」なんだと思いますが、
敵が存在することを、ぐっと飲み込んで、
姿勢を正して、操作するときは細部にこだわって、工夫を凝らして、
ハマスと向き合っていく、社交ダンスを共に踊るように、
みたいなイメージで、行動に移せるとベターなんですが、
「もういやなんじゃい!いーやーなーのーっ!」
って、テーブル上の食器をまるごとふっとばすみたいな、
力業って、ただの癇癪に見えます。
極右は、政治に関わるんじゃなくて、ボクシングスポーツにでも打ち込んだ方が良いと思います。
戦争が起こったなら起こったで、
より意義があるようにするしかないですね。
ひとつの区切りとなるゴールはネタニヤフ政権の陥落でしょう。
おわり