【近況6/7】少子化問題

少子化問題っていうか、

 

普通に、「マンパワーが足りなくなるから、その範囲内で細々とやろう」ってなるのが自然なので、

 

それを許容できない(今と同水準の公的サービスを維持すべき)っていう方が、ちょっと、無理がある・・・

 

仕事量に対して、人員が足りないってことになるので、

 

それに対して対応するのであれば、「生産性を狂ったように上げまくる」っていうのが、一番普通で平凡な案になります。

 

その一翼を担うのが、おそらくAIになるのではないか、と思うのですが、

 

デジタル化も進行が遅い日本が、どれだけAIを活用して、AIを信託して、政治的な意志決定が可能になるのか、そのマッチング度が霧の中のようでよく見えません。

 

私の予想では、一旦、ガクンと公共サービスの低下(断崖落下)が起こって、

 

ある程度モメて、

 

「限られた人的リソースを最大限有効活用しなきゃコレ無理だわ」

 

というコンセンサスが(断崖ショックを背景にして)形成される。

 

ある程度付け焼き刃のオートメーション化も進め、

 

(私は保守コストの点でオートメーション化の効率性については懐疑的ですが)

 

それらも含めた資本配分の最適解を、AIに求めて、

 

事実上、「AIの指示によって人間が動く」というフェーズが生まれて、

 

中期的に、これはおそらく成功するのでしょう。

 

で、AI信仰、AI依存態勢にGOして、

 

その後ややこしいサイバー攻撃とかで、みんなけっこう困る。

 

というシナリオだと思います。

 

人間の工夫でなんとかカバーしきれればいいんですけどね。

 

結局、「生産性を狂ったように上げまくれ」の政治的な指示が飛んでこないので、

 

じゃあ「AI依存」というサクリファイスでもって、生産性向上を召喚しよう。

 

という取引が、一番穏便なんでしょうね。

 

基本的に、「人間が生きていくのにAIなんて必要ない」んですけど、

 

その事実をよく理解するために、時間と労力をたくさん使って、痛い目に遭って学習して、という謎ゲームが、

 

21世紀の闘いになっていくんでしょう。

 

それならそれでもいいんですけど(その枠内でHow to doを模索するのもいいんですけど)、

 

AIみたいな、本質を偽装しやすいツールを、

 

使いこなしてる人物像というのが全く描けません。

 

それは私の想像が狭いから、かもしれませんが、

 

熟練者は、AIは使わないわな、というのが私の持っている印象です。

 

肝は「情報収集力」であって、

 

その点、AIは強いのかも知れませんが、データソースはネット上のデータベースにある情報すべて?それとも、何かサンプリングを与えているのか、知りませんが

 

人間が吐いた情報(大量の情報)をベースにしているのであれば、

 

「説得力のある提案(実質的に正確性は担保されていない)」以上のものは出てこないだろうなと思います。

 

人間が吐いた情報を用いずに、事実ベースで考えるAIは、道具として有用かもしれません。

 

事実ベースの大量の情報さえあれば、人間の頭でも、十分実践に耐えうると思います。

 

AIと、答え合わせする、くらいの使い方(距離感)が好きです。

 

結論:少子化は、AIが救ってくれるだろうけど、後がモメそうで嫌だ

 

おわり