今、ネット麻雀ゲーム天鳳をやっているんですが、その成績(7/17時点)がこちら
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<トータル成績>
段位:三段 945/1200P
対戦数:389
1位率:0.208
2位率:0.233
3位率:0.334
4位率:0.223
和了率:0.191
放銃率:0.112
<7月成績(上級卓)>
1位/2位/3位/4位・・・22/29/24/13
(トップ率:0.250、ラス率:0.147)
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トータル成績は、ひどいですね、激弱です。勝率が0.250以下なので、それだけで下手であることは確定です。
一方、7月の成績は、けっこうがんばってると思います。上級卓の中では、上位20%には入っている感じで、安定して勝ち越せるようになりました。
天鳳をやってみてわかったんですが、「放銃」をすると、個人の評価点(表に出てこないシステム上の採点)が減点されるような仕様になっているようですね。
当然ですが、強い人は放銃が少ない(極端に少ないわけではないですが)し、弱い人は放銃が多いです。
理想的な放銃率は、強い人で8%くらい、だとどこかで聞いた覚えがあります。理想的なアガリ率は23~4%くらいでしょうか。
私は放銃率11.2%、アガリ率19.1%なので、まだまだ数字的に実力が無い状態です。
で、放銃すると「悪ツモであがれない、他家のアガリ牌を掴まされがち」という天鳳による「人工不運」に見舞われます。放銃をしてしまうと、次の半荘で全然アガれない、しかし、そこでまた放銃しないで我慢すると、次第に運が回復してくる、みたいな感覚です。
これって、「強い人に有利で、弱い人に不利」な設定、言い換えると、勝ちやすい人がもっと勝ちやすくなるし、弱い人はもっと負けやすくなるという格差を生み出す仕組みになっています。
これって現実世界にも見られるなぁと思います。天鳳が真似してるんでしょうか。ゲームの世界で格差を創り出す必要はないと思うんですが・・・
全く運・不運が平等な、(つまり普通の)ガチンコ勝負をしても、強い人の方が弱い人よりトータルで良い成績になるのは間違いないことです。
ただでさえそれなのに、そこにさらに差をつけるようなことをして、意味あるのかなぁと疑問を持ちます。
トップレベル同士の戦い(鳳凰卓)では、実力の差が小さいので、その小さな差を大きくしたいという趣旨なのかもしれませんね。
私のいる「上級卓」は、「鳳凰卓」→「特上卓」→「上級卓」→「一般卓」の順で、どっちかというと初級者・中級者向けの卓ですが、
上級卓では、普通にガチンコでやらせてほしいなぁと思います。
こっちも色々な打ち方を試してみたいのに、その実験結果に変な偏向が入ってできないんですよね。
麻雀も、数学と似ていて、どの牌を切るかについて「正解」が唯一あるようなシーンはよくあります。(上級者の間でも判断が分かれるシーンもありますが)
そういう正解をコツコツ積み重ねていくと、自然と勝っている、みたいな感じのゲームです。
私はけっこう奇手とか好きなタイプなので、あんまり麻雀というゲームと性格がマッチしていないんですが、上達すると嬉しいので続けています。
特上卓で、5分5分の戦いができるくらいまでは、上手くなりたいなぁ。