【徒然日記】フジテレビの会見

今日の15時頃に、中居さんの疑惑とフジテレビの関係とかを、社長が記者会見をするそうです。

 

私は会見内容は、おそらくフジテレビにとって無難な内容になると思うので、そこまで注目していないのですが、

 

フジテレビという会社が、もし倒れるとなったら、ちょっとやだなぁと思います。インパクトが大きすぎるので。

 

本体の社員とか、下請けの番組制作会社とか、メイクさんなどの外注スタッフとか、職を失うと、ロスが許容しかねる水準まで達しそうだなと言う感想を持っています。

 

なんか老舗のヘッジファンドが7%株主で、事の調査を第三者団体に委ねて、徹底的に対処をして会社のガバナンスと経営の回復を実現してほしい、と言っているそうです。

 

なんでヘッジファンドが、日本の比較的弱小な放送局・・・あまり成長は見込めないであろうフジテレビの株を大量保有しているのかが不思議でしょうがないですが、

 

こういうときに、改善あるいはとどめ刺し、として機能することが期待されてるんでしょうね。

 

フジテレビでは中居さんと被害女性アナウンサーの会合のセッティングをした社員が、社長の可愛い手駒で、昇進など抜擢したという関係性のようです。

 

つまり、社長自身も、芸能事務所とのパイプを太くするために、女子アナウンサーを接待役として使っていた、というメソッド使いで、

 

その技を、手駒の社員にも共有して、今回の事件の発覚を迎えた、という構図もあるそうです。

 

この辺は、真偽がわかりませんので、ひとつの可能性として「ありうる」ってだけですが、

 

腐敗が進んでいる会社に「ありがちな」ことだなぁと思います。

 

なんでも、ヤフーニュースでは、被害女性アナウンサーが「中居氏から示談金の9000万円の報道については、『9000万円も受け取っていない(受け取った金額は9000万円以下の金額)』と言っているようで、

 

実際の所はよくわかりません。9000万円については、中居さんも文書で金額については言及していませんでしたしね。

 

フジテレビの社長も、あと、全然関係ないけど、行政の官僚の人とかも、

 

「メソッド縛りの属性」を非常に重要視していますよね。

 

例えばフジテレビでは、

 

「昭和の時代は、女性アナウンサーの性的な利用はまかり通っていたが」

 

「今になっては、それは人権侵害に至っていると解釈するのが妥当に思えるので」

 

「やり方を、時代に合わせて変化させていこう」

 

という発想が、「無かった」わけですよね。

 

一度成功体験を生み出した「鉄板メソッド」を機械のように繰り返して、

 

その鉄板メソッドにしがみ付いて、心中するつもりでござい、的な

 

ぶっぱなしが、一般人感覚(何か過ちがあれば、それを認めて、変化していく)と、ギャップがかなりあるなぁと思います。

 

確かに、将棋で「飛車」が急に斜め方向にビュンと走り出したら、支障はでるのは理解できますが。

 

捨て駒という枠に収まるのも、一長一短ある、大人の作法のひとつなのかもしれません。

 

最後に、女性アナウンサーの扱い方についてですが、

 

ステークホルダーと懇意になりたい、という目的のために、「酒席で、隣に座って、接待する」程度なら、私個人的にはあってもいいかなとは思うんですよ。

 

「女性アナウンサーはニコニコして」「あなた(接待相手)に会えてうれしいです」という営業としての「仕事」と見れるからです。

 

ただ、そこからさらに突き進んで、「女性側が嫌なのに」「むりやり接待相手との性交渉を強制する」っていうのは、

 

やりすぎだと思います。

 

それって、道を歩いている見知らぬ女性をさらってレイプするのと同じですから。

 

被害に遭った女性アナウンサーも、被害によって深く傷付いたと思いますが、

 

あなたの犠牲によって、路上レイプなどの性犯罪の発生件数は何件か確実に減ったでしょうね、という影の功績も称えたいと思います。

 

そんな業績を褒められてもノーサンキューかもしれませんが。

 

フジテレビも、会見で、我が社はこういう姿勢です、と明言すると比較的かっこよくなると思います。

 

おわり